HISTORY

沿革

1995

日商岩井(現双日)のハウスエージェンシーにて決済代行事業を開始

ネットムーブ株式会社の前身は日商岩井(現双日)のハウスエージェンシーでこの決済代行事業に携わっていたある企業のメディア事業部。当時の主なクライアントはプロバイダ料金の課金をクレジットカード決済するISP事業者で、安定した事業を行う。

2000

ネットムーブ設立。セキュリティ対策サービス開発へ

日商エレクトロニクスの関連会社として、ネットムーブ設立。前身から事業やクライアントをそのまま引き継いだため事業は安定していたものの、その後、手数料引き下げの波に襲われる。事業安定化のため、海外で先行していた金融機関向けセキュリティ対策サービスの開発を開始。

2004

PC向けセキュリティサービス開始

サービス開始から2年間は思うような結果がでなかったものの、大手教育事業者や東京スター銀行、りそな銀行への導入をきっかけに、導入が拡大。当時、偽メールによるフィッシング詐欺が流行し始めたこともあり、全国から問い合わせが殺到する。

2011

スマートフォンアプリの開発サービスを開始

徐々に世の中に浸透し始めたスマートフォン向けにセキュリティ機能を搭載した金融機関向けアプリのサービスを開始。時代の変化に素早く対応したことが功を奏し、売り上げ拡大と新規顧客の獲得に成功。

2012

MBOにより会社称号を承継して独立

株式の90%を所持していた親会社、日商エレクトロニクスから100%子会社化の提案を受けるも、反対に90%の株式売却を提案。資金を工面し、同年6月にマネジメント・バイアウトが成立。新生ネットムーブとしてスタートする。

2013

SaATポケレジ開発を開始

イギリスのミウラシステムズ社とパートナーシップを結び、グローバルの認定規格「P2PE」を活かしたカード決済ソリューション「SaATポケレジ(現:Spayd)」の開発を開始。日本でのよりセキュアなカード決済ソリューションの実現に向けて動き出す。

2017

国内で初めて「PCI P2PE」プロバイダ認定を取得

国内で初めてクレジットカード業界のセキュリティ標準化協議団体である「PCI SSC」が定める「PCI P2PE ソリューション」および「PCI P2PE コンポーネント」のプロバイダ認定を同時に取得。決済サービスプロバイダのフロントランナーとしての地位を確たるものとする。

2019

住信SBIネット銀行の完全子会社化

住信SBIネット銀行が持つAPIやAI審査モデル等の最先端のテクノロジーを駆使した銀行サービスと、ネットムーブの保有する高いシステム設計・開発力との融合により、インターネットバンキングのセキュリティ向上と、お客さまの利便性向上を図るため、住信SBIネット銀行の完全子会社化となる。